こどものじかん 3巻。

私屋 カヲル
特別限定版価格 : ¥1,890 (本体 : ¥1,800)
税込価格 : ¥630 (本体 : ¥600)
出版 : 双葉社
サイズ : /
ISBN : 4-575-83328-2
発行年月 : 2007.2
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『こどものじかん』は、私屋カヲルによる漫画作品。「COMIC HIGH」(双葉社)で2004年3月創刊号に読み切り作品として掲載され、第5号から正式に連載されるが同誌が6号で一旦休刊したのに伴い連載終了。その後、2005年4月に新装刊した「コミック・ハイ!」Vol.1(漫画アクション増刊・2005年5月22日号)より旧「COMIC HIGH」時代の設定を全てリセットしたうえで連載を開始し、現在に至る。
単行本化されているのは「コミック・ハイ!」掲載分のみであるが、旧「COMIC HIGH」掲載分の単行本未収録話(全3話)は双葉社とデジブックジャパン他が2006年4月28日にオープンしたウェブコミック誌「COMIC SEED!」で順次、無料配信された(現在は公開終了)
略称は「こじか」。アニメ化が決定した。(Wiki)
《ストーリー》
年度途中で、とある小学校に赴任した、まだ新任の青年教師・青木。着任してすぐ、3年1組の担任になるが、そのクラスはある問題が起き、前任の教師が辞めたところであった。
教師による児童いじめ、逆に児童による教師いじめといった、現実の教育現場で起きている問題をモチーフに、個性的すぎる児童たちに振り回されつつ、困難な問題の解決に努力する若き教師の苦悩と成長を描く。
りんの奔放さ、とくにあけっぴろげに青木を誘惑するシチュエーションで話題を呼び、1巻の初版は瞬く間に入手困難となった。後に専門店では新刊を900冊近く山積みにするところも出た。
ただしあくまで一般向け作品であり、扇情的な場面で読者を引っ張りながら、子供と大人の交流の難しさなどのシリアスな要素を読ませる面もある。作者自身もまた「一般誌の限界に挑戦」しつつ「エロ漫画ではない」と語っている。(Wiki)

九重 りん(ここのえ りん)
小学3年生の少女。双ツ橋小学校の3年1組に所属。
朱鷺色でボリュームのある超ロングヘアーを、大きな玉が2個ずつ付いた髪留めゴムでツインテールにしている。それぞれのテールの先端付近も、同じ玉つきの髪留めゴムでまとめている。ツリ目。
体格は、小学3年生としては標準的な身長だが、やや痩せている。
一般的な小学生と比べて異常にませており、性に関する知識も豊富(本当の意味を理解しているかは不明)。大介の気を引こうと日々(子どもとは思えない)色っぽい服飾や仕草を心がけており、実際に非常にかわいい為大介やレイジといった大人の男をも困惑させている。
表面上は、明るく活発。それだけに、ショートパンツや裾の広いスカートなど、動きを妨げない服装を好む。
性格も表面上は明るいが、大人(特に教師)を恐怖に陥れる手段はいくらでも知っていて、なおかつそれらを効果的に使う術も知っている。
非常に友だち思いで、親友がいじめられたりすると、相手が教師でも容赦しない。前の担任(中村)を辞職に追いやった張本人。
実は、根は非常に素直で、自分が正しいと思うことに対して、それを主張するために、あらゆる手段を使うというだけ。
新たに担任になった大介が気に入ったらしく、「彼女」になろうとしている。しかし「子供」扱いしかされず寂しく思うことも。
大介へのアタックは積極的で、何かと気を惹こうとする言動を取る。男子トイレで用足し中の大介の背後から、脇の下に頭を突っ込んだりしたほど(当然、この時に大介の股間を“直接”見ている)。
母親はすでになく、父親とは別居中。親戚の青年と2人暮らしをしている。
成績は、ふだんはあまりよくないが、本気になれば簡単に100点を取る。実は、頭は非常によい。嫌いな科目は全く勉強しないのか、大介に「教科によってムラがあり過ぎる」と注意されたことも。
携帯電話には「RIN」というロゴのついたストラップを付けている。(Wiki)

母親が亡くなり言葉を失ったりん。
鏡 黒「笑わない 泣かない 何も言わない」
「あたしのお人形」
「もっともっとかわいくしてあげる…」
黒ちゃんにオモチャにされるりん…、
服を着せ替えしようとした瞬間、学校で初めて言葉を出した。
りん「…や… い…や…」
黒「え…りんちゃんしゃべれるの?!」
りん「お… かさ… 」
黒「な なに?!」
りん「おかあ さん…の…!」
感動シーン切ない…。でも、ある意味黒ちゃんのお蔭だったり…。

その後、りんはこんなに立派に自己主張できるようになりました(いきすぎだけどね…)。

『こじか』はカリスマ的漫画です。何気に現代社会問題なども取り扱ったストーリーになっています。お勧めできる作品。
私屋 カヲル先生にはこれからも限界に挑戦し続けて欲しい。
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